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くたらぎ

 

百済来地域は、元々坂本ではなく、芦北地域に属していました。

「百済来地蔵堂」にある菩薩像は、かつての百済の国の高官として非常に能力の高かった、「日羅」という高官が、父親に贈ったものであるという伝説が残っていますが、現在もはっきりとしたことは分かっていません。

日羅さまは、聖徳太子とも接触しており、当時の大和朝廷へ数多くの進言をされたとも言われていますが、真偽のほどは定かではありません。

地名にそのまま「百済」と残されていることから、百済と深く繋がりがあったことは間違いないと考えられます。

かつては百済来地域一帯は穀倉地帯で、葦北における文化の中心部であったそうです。

 

このように百済来には興味深い伝説が残っており、とても歴史のあるスピリチュアルな地域です。

 

百済来から芦北町へ抜ける県道60号線を進むと、「さくらの雫」と呼ばれる

湧水源があり、干ばつでも枯れずに雨が降っても濁らないことで有名です。

毎日、町外からも水を汲みにたくさんの方が訪れます。

 

 

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